2016年2月23日火曜日

日本建築学会 東海支部研究集会

2016年2月23日



2月22日、23日の二日間にわたり、日本建築学会東海支部の研究集会が名古屋大学ES総合館で開催されました。小松研究室からは、修士2年の中野と錢亀が発表をしました。

初日の午後のシンポジウムでは、
設計者と実作をめぐるクロストーク
「これからの社会やライフスタイルに呼応する建築計画・設計の新潮流」
がESホールにて開催されました。




(シンポジウム開始の様子)

登壇者は降旗範行さん(山下設計)、比嘉武彦さん(kw+hg architects)、鈴木えいじさん(大建設計)、稲垣淳哉さん(Eureka)。コーディネータは小松先生です。




氷見市庁舎を紹介する山下設計の降旗さん。
計画、運営の視点からこれからの公共施設の設計の可能性をお話しいただけました。




武蔵野プレイスを紹介するkw+hg architectsの比嘉さん。
比嘉さんの繰り返し唱える、居場所としての公共性という言葉が印象的でした。




続いて、大建設計の鈴木えいじさん。
高齢者施設、児童保育施設を地域に開くための計画・設計手法についてお話いただけました。




最後4人目は、Dragon Court Villageを紹介するEurekaの稲垣さん。
(リンク先は先月参加したマルシェの記事)
最近竣工した集合住宅と岡崎のDragon Court Villageを引き合いに出しながら、公私の間に存在する共の空間の運営を語る場面が印象的でした。



それぞれの設計者の作品紹介後には、設計者同士のクロストークが行われました。


(会場の様子)

プログラムと建築の関係や、スタディの手法など、短い時間ながらもその内容は多岐にわたっていました。登壇者のみなさま、貴重なお話をありがとうございました!

(文責:錢亀 写真:錢亀、中野)

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